天皇陛下 東京オリンピックでコロナウィルス感染拡大懸念

イシケーニュース

天皇陛下が東京オリンピック・パラリンピックでのコロナウィルス感染拡大を心配されている、
との報道がでました。

「天皇陛下 五輪開催で感染拡大 ご心配と拝察」 宮内庁長官 | 皇室 | NHKニュースhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20210624/k10013101951000.html

陛下は東京オリンピック・パラリンピックの名誉総裁に就任されており、かつ、それぞれの開会式で開会宣言を行う方向で調整が進んでいるようです。

オリンピック・パラリンピックの開催期間は、2021年7月23日(金)~8月8日(日)です。
直近一週間の東京都のコロナウィルス新規感染者は、以下のように減少する傾向はありません
 6月25日(金) 562人
 6月24日(木) 570人
 6月23日(水) 619人
 6月22日(火) 435人
 6月21日(月) 236人
 6月20日(日) 376人
 6月19日(土) 388人
開会宣言しなくてはいけない立場の方で、開催1か月前にこの状況ならば懸念されるのは普通でしょう。

今回の件は、6月24日に宮内庁の西村泰彦・長官が記者会見で発言されました。
しかし日本政府は「西村長官の発言であって陛下の考えではない」ように仕向けているようです。
加藤官房長官が陛下の発言であることを否定したとの記事がありました。

開催1か月前になっており、いまから中止になることはないでしょう。
陛下の発言を否定するのではなく、コロナウィルス対策を強化できないのでしょうか。

東京オリンピック・パラリンピックの東京都ポータルサイトに感染症対策が記載されています。
新型コロナウイルス感染症対策|新型コロナウイルス感染症対策等|東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 東京都ポータルサイト (tokyo.lg.jp)

感染症対策は以下の4点でまとめられています。

  1. 基本的な行動
  2. アスリートの感染防止
  3. 選手村での具体的な感染対策
  4. 観客の感染対策

具体的な対策として、以下の内容の記載がありました。

1.基本的な行動
 ・人ごみの中でのマスク着用
 ・ハイタッチや握手等のNG
 ・手洗い、手指消毒
 ・喚起
 ・騒ぐ、大声での会話NG
 ・体温チェック
2.アスリートの感染防止
 ・フィジカル・ディスタンスの確保
 ・マスク着用
 ・アプリ等の活用
 ・原則専用車両で移動
3.選手村での具体的な感染対策
 ・小分けでの料理提供
 ・座席数削減、アクリル板の設置
 ・トレーニング機器、手指の消毒
4.観客の感染対策
 ・フィジカル・ディスタンスの確保
 ・接触が多い箇所の消毒
 ・混雑を把握するシステムの導入を検討

ワクチン接種有無については、一切、記載がありませんでした。
海外から選手・スタッフが多数入国してきますが、それについての対策がありませんでした。
観客数、観客席について、具体的な対策の記載がありせんでした。
IT、スマホアプリの活用について、具体的な対策の記載がありませんでした。

もう少し具体的な対策をホームページで書いてもらったり、メディアで取り上げて欲しいですね。
気持ちよく開会宣言して欲しいですね。

コメント

  1. すぐる より:

    私は天皇制を廃止すべきだと思います。天皇・皇族だって同じ人間なのに、公務を担うというレールがしかれ、自分の考えを自由に述べる権利、職業選択の自由、プライバシーなど、国民が当たり前にもっている自由もないというのはかわいそうです。第一それら基本的人権を規定した日本国憲法とも矛盾しています。又、最近議論されている女性天皇を認めても、天皇・皇室が世襲制という点で、身分差別であることに変わりはありません。戦前まであった華族・士族も廃止されたんだから、皇室も廃止すべきです。
    日本も2024年にパリ五輪が開催されるフランスのような天皇ではなく大統領を置いた共和制になるべきだと思います。
    東京2020の後に日本で夏季又は冬季の五輪を開催する時は天皇制が廃止されていて大統領による開会宣言が行われることを祈ります。

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